こば金さんを偲ぶ会に来てください

 北海道新聞の大々先輩記者であり、市民運動家、画家でもあった小林金三さん(去る7月18日死去。享年87)を偲ぶ会が今月9日午後2時から、札幌パークホテルで開かれます。きわめて交友関係の幅広い人でしたが、遺族の考え方で個人個人に案内状を出していません。優れたジャーナリストである前にヒューマニズムあふれる人生を送った人でした。生前お付き合いのあったより多くの方々に出席していただいたいと、発起人の1人としてお願いいたします。
画像


  北海道を愛し、酒を愛し、なによりもこの地球上に咲く「ヒト」という花たちを愛し続け、去る七月十八日、八十七年の生涯を閉じた小林金三さんを偲ぶ会を開きます。
 「こば金さん!」。わたしたちは世代を超え、親しみを込めてこの巨人にそう呼びかけました。彼にはいくつもの顔がありました。
終始一貫、地方の視点から筆鋒鋭く中央と権力に立ち向かう論説記者、国際記者の顔。小樽の街並みからアジアの大地を、精密かつ大胆に描く画家の顔。水辺を生かした都市空間の再生を説く市民運動家の顔。もう一つ、酒場のカウンターで目尻をさげる単なる呑んべえおやじの顔もまた、楽しく目に浮かんできます。
 それぞれの顔を知るこば金ファンがこの深まる秋、一同に会し、酒を酌み交わしながら、こば金さんがめざした北海道、日本、世界に思いを馳せたいと思います。万障繰り合わせてのご出席をお待ちしています。


  以上の太字部分は案内チラシ用に書かせていただいた拙文です。

 このところ、東京に行ったり、知床にいったり、1泊2日の書道錬成会に出たり、と忙しく、偲ぶ会の発起人会も2回目まで欠席する体たらく。3回目にやっと出たら、会費5000円をいただく立食懇親会形式にもかかわらず、関係者へのダイレクトメールを出さないといいます。

 「創成川ルネサンス」という市民運動グループや酒房「きらく」というススキの界隈の居酒屋さんに集まる故人の飲み仲間が中心になって発起人会をつくり、家族に偲ぶ会の開催許可をもらったといういきさつ。故人のあまりに幅広い交友関係は家族も十分把握できず、生前せっかく親しくしていただいたのに、案内状が届かなかったら失礼に当たる。新聞記事や要所要所に配置したチラシに気づいて来られる方々に集まっていただく形式にしてほしい、というのが小林家の意向のようです。

 当日の来場者を200人と想定、軽食、酒、ソフトドリンク引き物を用意することになっています。事前の出欠を打診せず、想定通りの人数を迎えるのは至難の技、キタは心配しています。

 人数はすくないより多いほうが、にぎやか好きのこば金さんが喜ぶはず。これから個別に呼びかけの駄目押しをしようと思っています。

 どうかどうか、これを見たこば金ファンの方々、10月9日午後2時から4時までの間に顔を出していただきたいと切にお願いします。

 こば金さんに最後に会ったのは今年の1月29日。北海道新聞社で後輩社員が開いた夜の勉強会に講師として出席。「中央におもねらない地方主義を貫いてほしい」という意味のことを静かに語っておられました。あのとき、キタもまだ会社にいたんだなあ。その折のことも以下のブログに書きました。
  http://makanangin.at.webry.info/201001/article_39.html


 そのとき、お体はすでにすい臓がんをはじめ、病気のデパートのような状態で、延命治療も拒否した段階でした。迫り来る死を覚悟しながら、後輩たちに伝えるべきことを淡々と語る遺言のように示唆に富みしかもさわやかなスピーチでした。

  こば金さんとは遠く世代を隔てた若い人たちにも是非、偲ぶ会に来て、こば金ファンたちの語る「こば金像」に耳を傾けてほしいと思います。

           
      

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック