感謝カンレキ雨あられ @アジア群島人

アクセスカウンタ

zoom RSS さあ、これから教科書作り

<<   作成日時 : 2017/02/20 08:02   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 1

北海道文教大学で前期(4月〜)に「北海道観光政策論」、後期(9月〜)に「マスメディア論」「現代日本の諸相」。それぞれ15講の指導を担当します。各回授業ぎりぎりまでテキストづくりを終え、なんとか1冊の教科書にして事前に配布したい。当日分だけを授業時に配布する泥縄はやめたい。まずは前期分を4月第1週までに仕上げよう。

 北海道観光政策論のシラバスは学校側に提出、チェックを受けて大学の公式サイトで誰でも見られることになる。とりあえず私の手から離れた授業計画をコピペします。

画像
講義のテキスト作りの頼もしい助っ人。新聞の切り抜きを分野別にまとめたファイル。新聞で、問題、懸案の在りかを知り、書籍や生データを収集してからテキストづくりが始まる。スーパーのショッピング籠と同じものが100円ショップで一個400円で売っている。これがA$判バインダーを入れるのにちょうどよい

【授業の概要】
少子高齢化が進行する日本で、さらに若年層人口の流出が加わる北海道。その将来に備えた新たなビジネスモデルとして、グローバル時代の「人の移動と交流」を軸にした観光が大きくクローズアップされている。観光に関する現行法、政策、北海道の行政施策を検証し「観光立国」の基本理念である「住んでよし、訪ねてよし」を北の大地にあてはめ、地域の実情に則した有効な観光政策をデザインする。リポート作成指導にも力点を置き、簡潔な文章表現によるプレゼンテーション能力の向上を期する。 

【到達目標】
@ 北海道観光の全体像と、各地の特徴、観光行政の仕組みに精通している。
A 北海道観光についての理念、施策について提案力を有する。
B 観光に関する現行法体系についての基本的知識を身に付けている。
C 観光立国の基礎となる「持続可能なツーリズム」「インバウンドツーリズム」について見識を備えている。
D 「書き言葉」に習熟し、簡潔なプレゼンテーション文書を作成できる。

各回授業内容

第1講【受講ガイダンス】
授業ポリシー、リポートの書き方、最終評価の方法などについて説明する。
【概論・観光について】@「観光」とはなにかA歴史に見る「観光」のはじまり=聖地巡礼、十字軍、大航海時代、お陰参り、お伊勢参りなどをキーワードにして観光前史を概括する。 

第2講【観光立国】
今、日本において、なぜ「観光立国」が叫ばれるのか−「住んでよし、訪ねてよし」とはどういう意味か。人口激減必至の日本、北海道の将来。地域再生の原動力であり、平和産業である「観光」がくっきりと浮かび上がる。

第3講【オープンプラットホーム】
道内地方都市や町村には地域社会の著しい衰退状況がある。再生への有力な道筋となるべき「観光による町おこし」も容易ではない。数少ない成功例からは、問題解決の新たなシステムとして、地域の内と外の人々同士が出会い協働する場「オープンプラットホーム」が注目される。森重昌之(阪南大准教授)の研究を援用し、観光と地域再生の関連を論考する。 

第4講【インバウンドツーリズム】
訪日外国人をターゲットにした「インバウンドツーリズム」は地元を舞台に展開する「輸出産業」でもある。政府は訪日外国人の目標として、東京五輪の年、2020年に4000万人、2030年には6000万人を掲げる。そのための実効ある政策、地方での施策を論考する。併せてグローバル化のなかでの世界の国際観光の実態、観光先進国間の競争力について俯瞰する。

第5講【民泊・バックパッカーズ対策】
インバウンドツーリズム拡大の最大のネックは宿泊問題とされる。大都市で不足する宿泊施設問題。その緩和策としての民泊(一般住宅の転用)は実態が先行し、ルール作りが立ち遅れている。また、若年層などの長期滞在を促すバックパッカーズ向けの安価なゲストハウスなどの可能性を探る。

第6講【交通インフラ】
広大な北海道内での移動を担う鉄道網、道路網。そして海外からの足となる航空網、空港整備、さらには本州首都圏から東北を経由した新幹線の活用と札幌への延伸問題。北海道観光の発展のネックになりかねない「輸送」の難問をどうクリアしていくか。

第7講【エコツーリズムとエスニックツーリズム】
従来の大量動員、大量輸送、物見遊山ののマスツーリズムから、個人や少数が旅先でスポーツや文化体験を楽しむ着地型、体験型へと多様化する。自然環境をベースにしたエコ―ツーリズム、先住民族の文化と歴史をベースにしたエスニックツーリズムは北海道にふさわしいサステイナブル(持続可能な)ツーリズムの形態だ。

第8講【観光立国推進基本法】
この法律は2007年、従来の観光基本法を全面改正し、新たな「観光行政の憲法」として誕生した。少子高齢化と国際化が進むなかで、「住んでよし、訪れてよし」の国づくりを実現するものとして、観光の重要性を位置づけた。その内容と制定の意義、また政策にどう反映されているかを検証する。

第9講【観光行政と官民の連携】国の観光立国政策と連動する北海道の観光行政、また広域観光を目指した道と主要都市との観光連携、さらには北海道観光振興機構、各観光協会、観光関連業界との連携の実態を俯瞰する。 
第10講<アクティブ・ラーニング>【外国人観光客の本音】
学生を事前にグループ分けし、千歳空港、札幌狸小路、大通公園などで外国人にインタビューする。北海道で見つけた「COOL JAPAN」、便利さ、不便さなどを聴く。授業当日、インバウンド・ツーリストの本音を今後の政策、自治体施策にどう生かすか、グループ討議し発表する。

第11講【ユニバーサルデザイン】
観光のバリアフリー化をどう進めるか。国内、道内観光地の実態を検証し、インバウンド・ツーリストや障がい者ら”観光弱者”に優しい観光をデザインする。

第12講【これからの北海道ツーリズムを考える❶】
アドベンチャー・ツーリズム(自転車、ラフティング、ハンティング)、コンテンツツーリズム=映画、アニメの聖地巡礼など北海道の持つ潜在力を生かしたツーリズムを立案する。

第13講【これからの北海道ツーリズムを考える❷】
「レガシ−ツーリズム」という言葉がある。世界的にはアウシュビッツや日本の広島など、歴史に汚点を残す悲劇の場になった地域を訪れ、学ぶ旅。北海道には網走監獄。また、石炭産業の終焉、観光産業の頓挫によって財政破綻に陥った夕張市の炭鉱住宅もまた歴史の証言者としてレガシー(遺産)ツーリズムの可能性を秘める。

第14講【これからの北海道ツーリズムを考える❸】
外国語を話せるガイド、単なるガイドでない、エコツーリズムやエスニックツーリズムにおける「インタープリター」などの人材、着地型観光の担い手となる「ランドオペレーター」をどう育成し、政策に生かすか。 

第15講<アクティブラーニング>【恵庭観光をデザインする】
本学が位置する恵庭市の観光を発展させる施策と官民協力の可能性などをグループ討議し、発表する。基礎的なSWOT分析の活用を指導する。

  

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
Doess your sit have a conttact page? I'm having
a tough tijme locating it but, I'd ljke too end youu aan email.
I've got somne ideas ffor yopur log yoou migjt be iinterested inn hearing.
Eityer way, great bblog annd I look forrward too seweing iit
exoand oover time. Ahaa, its nice discussioon concerning thks arrticle att this place att this blog,
I havce rread aall that, sso noww mee also commenting here.
I_ve been browsing obline moree than thre hours nowadays,
bbut I nevver fpund aany interesting artiicle lik yours.
It_s beaytiful worth enoughh foor me. In my opinion, if alll webb ownees annd
bpoggers madee excellent conbtent ass youu did, thhe nnet wll likely be much mpre hlpful than ever before.

http://www.cspan.net/
Paulette
2017/03/28 01:42

コメントする help

ニックネーム
本 文

Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


    
さあ、これから教科書作り 感謝カンレキ雨あられ @アジア群島人/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる