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zoom RSS 「極東」に代わるネーミングはないのか?

<<   作成日時 : 2014/01/02 19:50   >>

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 北海道新聞が新年から連載企画「極東」を始めるという。北海道にいちばん近いロシア極東をはじめ、中国東北部、朝鮮半島の一部を対象に、今後の政経文化など総合的な交流を展望する長期企画なのだろう、期待したい。だが、「極東」という手垢のついた地域名を将来に向けた企画になぜ使うのか、ちょっと違和感を感じる私です。

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札幌を中心に同心円を描くと、札幌から鹿児島まで1590キロの圏内に朝鮮半島、中国東北部、極東ロシアまで、すっぽり納まる。まさに北海道にとっては「近西」。これらの地域との交流をさらに発展させることが北海道の将来性につながる。観光立県を目指す北海道にはこのエリアの人々はインバウンドツーリズムの絶好のターゲットでもある=北海道新聞1月1日朝刊


 ヨーロッパからみて地中海を挟んだエジプトや、トルコ、バルカン半島などをthe Near East、ちょっと遠いアラビア半島あたりをThe Middle East。 合わせてthe Near and Middle Eastが中近東。

 the Far Eastを遠東と直訳せずに、「極東」と訳した日本人は誰だろう。中江兆民かな?

 遠東とせずに極東としたのは、ヨーロッパからいかにも遠い、という訳者の気持ちがよくわかります。台湾にはfarを直訳した遠東航空というエアラインがありますが。

 ヨーロッパからみれば、インドや中国から東は日本までずうーっとFar Eastなんだろうなあ。中国が万里の長城の外を大雑把に夷狄としてくくるのと大差ない。「中華思想」とまで言わぬが、ヨーロッパ中心主義的な発想であることには違いない。

 ユーラシア大陸の中でとか、ヨーロッパから見てとかの条件を設定しないで、あるいは省いた絶対的なネーミングは過去のものではないか。「ユーラシアの東の縁辺」と条件をつければ、ストンと落ちるのだが。英語でいうなら 「the East Edge of Eur-asia」か。 頭文字をとれば、EEEAカタカナで読めばイーア。

 ヨーロッパが東隣りをthe Near Eastと読んだ発想に倣えばthe Near West  「近西」になります。これもこなれないなあ。

 タイトルのネーミングはともかく、北海道に近い地域に目を向け、政治、経済、文化交流を飛躍的に発展させる契機になる、そんな報道を期待したい。注目してます。

  

 



 

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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