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zoom RSS 「はだしのゲン」のアニメ版みました。泣けた。

<<   作成日時 : 2013/10/02 23:16   >>

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 先ごろ、図書館での閲覧制限を巡って話題となった漫画「はだしのゲン」(中沢啓治原作)のアニメ版を昨日と今日、2日がかりで見ました。まことに良い作品です。漫画の方も見ていないから、えらそうなことはいえませんが、この作品の閲覧に制限を加えようというような考えは、どう考えてもおかしい。日本がおかしくなっていると、言わざるをえません。

 
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アニメ版「はだしのゲン」のエンディング。母の骨箱を抱え、新たな一歩を踏み出そうとするゲン。背景に原爆ドーム 

「まんがばかり読んでいたらバカになるぞ」と、子どものころ、親からよく言われたことあり、それが呪縛になっているのか、私はすっかり漫画嫌いになってしまった。もともと、白土三平の「忍者武芸帖 影丸伝」や「サスケ」などの劇画が大好きだったのですが。

 したがって、「はだしのゲン」が原爆投下を被爆者の立場から厳しく、激しく批判した良書だとは知っていても、これまで、接する機会がありませんでした。

 今回の騒ぎがあったからか、私の友人がDVDを貸してくれました。主人公のゲンが原爆で父、姉、弟を亡くし、身ごもっていた母と2人で生き延び、やがて生まれた妹と焼け跡の中から新たな生活を始めた。しかし、赤子の妹は栄養失調で死に、母も被爆の後遺症で他界する。それでもたくましく、元気に成長していくゲン。

 原爆投下の情景描写はすさまじく、残酷で無残。でも実際はもっと悲惨なものだったのだろう。

 漫画は、旧日本軍がアジアで行った残虐行為(性的凌辱を含む)や、天皇の戦争責任をアニメよりさらに直截に激越に批判しているらしく、それが気に入らない人たちが松江市教委に圧力をかけ、学校での児童生徒の閲覧制限を働きかけたのだろう。

 たしかに表現は激越なのかもしれないが、戦争の現実は、史実は漫画やアニメで書き表せないほど、もっともっと残酷ではなかったか。

 描かれたものが残酷だからそれに目をそむける、次の世代の目から耳から遠ざける。それは過去の過ちから大衆の目をそらせようという側の思うつぼだということに気づくべきだ。教育行政に携わるスタッフがそんなことさえわからんようになってしまったのか。

 私ははだしのゲンのような作品はきちんと残して、それを知りたいという子どもたち、若い世代がいれば、アクセスできる状態にしておくのが、大人たちの義務だと思います。まだ心の備えのない子どもたちに、むりやり「さあ見なさい」と仕向ける必要もないが、後世に引き継ぐべき文化遺産の一つに相違はない。「はだしのゲン」はそれに値すると思う。

 こんなことを書く以上、私自身、アニメ版に続いて、マンガ書籍版の「はだしのゲン」を手にしなければならないでしょう。札幌中央図書館にあるのだろうか。

 

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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