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zoom RSS 永住外国人の地方参政権

<<   作成日時 : 2010/02/07 21:29   >>

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  日曜日は平日よりゆっくり新聞を読める日です。けさの北海道新聞では2面の「サンデー対論」欄の「外国人地方参政権の是」を丁寧に読みました。

  永住外国人に地方選挙での選挙権を付与する法案の今国会提出をめぐり、政府・与党内で賛否が割れているといいます。

 今日の対論では、田中宏氏(一橋大名誉教授)が賛成。櫻井よしこ氏(ジャーナリスト)が反対しています。

 田中氏の意見
  日本に住んでいれば外国人も納税の義務があるのに一切政治に発言権がないのはおかしい。国際的にも地方参政権を全く与えていないのは経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国中、日本だけ。

 櫻井氏の意見
   民主党が検討する法案は在日韓国・朝鮮人の「特別永住者」だけでなく、中国人など一般永住者まで広げている。定住中国人は65万人で最大。付与すると中国共産党籍をもったまま参政権を行使することもありうる。非常に危険。歴史的に融合が進み憲法も一緒にしようというEUと、隣に中国、ロシア、北朝鮮がいる日本とは状況が違う。

 これから先、少子高齢化が進む日本ではますます定住外国人の増加は避けられない。定住外国人を含めた地域社会をどう作っていくかを考えれば、地方参政権を全く認めないというのは現実的ではないとキタは思います。豊かな地域社会を作るためには、メジャーだけでなく、マイノリティーの考え方、意見を地方政治に生かさない手はありません。

 さきほど、NHKの「坂本竜馬」を見ていました。ペリー来航を引き金に江戸幕府が鎖国に終止符を打つ場面を見ていると、定住外国人の参政権を全否定するのは、江戸時代の攘夷論みたいなものではないかと思えてきました。

  櫻井氏は、参政権がほしければ日本国籍をとればいいじゃないか、という考えのようです。「(在日韓国・朝鮮人の)9割が日本人と結婚し、代々日本に暮らすのなら国籍を取るのが自然で、そうしてほしい」と言います。これが反対論者の本音なのでしょう。


  田中氏のコメントであらためて認識したのですが、いま日本に住む外国人−かつてキタが駐在記者として韓国やシンガポールに数年間在住したようなケースでない、もっと長く暮らしている外国人は、過去の歴史に由来する韓国・朝鮮人の「特別永住者」よりも中国人、ブラジル人のような一般永住者の方が多いのですね。

  ですから「特別永住者」のことだけを念頭においてこの問題を解決することはできない、ということです。そしてこの一般永住者はナショナリストの好むと好まないにかかわらず、まだまだ増えるでしょう。

そんな共生時代におけ「国籍」とはなにか。外国人の参政権を含めて、北海道新聞はもっと、もっと論議を深める報道をすべきだとは思います。
  

  

 

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「外国人」参政権問題は「在日韓国人」へ参政権を付与すべきかの問題と認識しよう
大上段のタイトルですね。o(^-^)o ...続きを見る
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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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