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zoom RSS ゆうばり映画祭PARTA−−映画祭は交流だ

<<   作成日時 : 2009/03/01 08:47   >>

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官主導から、町ぐるみの民主導型に生まれ変わって2年目のゆうばり国際ファンタスティック映画祭が資金繰りに難渋しながらも順調な歩みを始めたと実感しました。昨日の自分の足取りを振り返りながら、ゆうばり映画祭のいまを現地から報告します。
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 午後0時50分 夕張着。ホテルシューパロにチェックイン申し出るも早すぎ、すぐ近くの藤の屋で昼食。どんぶりの喫水線までルーがあるカレーうどん。うどんがゆったりとルーに浸かっています。うどんもぶっとくてうまい。
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一階の一番奥に毛皮コートにニットの帽子をかぶった、一目で女優とわかる人がとりまき数人とカレーそば(たぶん)を食べていました。だれだか思い出せない。
パネルディスカッションに出てきたパネリストたちを見て、われながら人の見分けがつかないなあと愕然。その女性こそ高橋恵子さんではないか。カレーそばを食べる高橋恵子を写真に撮っておくべきでした。

午後1時半 ホテルに戻り、顔見知りのひとと談笑。 

午後2時半 パネルディスカッション「人・まち・映画 地域発信 映画祭の可能性」をフロアから聞く。
 映画評論家 品田雄吉氏 映画そのものがお祭だ。普段の日でない、おめかしして、家族で
行くなど共通の体験共通の思い出を作る場。その集中的なものが映画祭だ。都会の映画祭と違い、ゆうばり映画祭はここに来ただれもが逃げ場のない共通体験をするという特色を持つ。これからにゆうばり映画祭の課題は。オフィシャルコンペ(たとえばアカデミー賞のような?=キタ注)を確立すること。それによって価値が高まる。

 女優 高橋恵子氏 映画作りは役者にとって、地味な積み重ねの作業。完成した作品を携えて映画祭に出るときがハレの場。ゆうばり映画祭は以前に一度きたことがあるが、(官主導だったころより)今回のほうが地元の一般市民が前に出て歓迎してくれた。夕張は雪があり寒いけれど暖かい映画祭だ。東京に帰ったら仲間に「ゆうばり映画祭はいいよ」と吹聴したい。
 市民組織映画館「シアターキノ」代表 中島洋氏 夕ゆうばり映画祭の長い歴史から、多くの人材が育っている。経済的な波及効果も大きい。その側面はもっと評価されるべきだ。
 北大大学院准教授 中島岳志氏 国家と個人の両極の間に中間的な団体をどれだけもてるかが問われている。そのひとつが映画祭でもある。地域の潜在力をいかすぅような重層的な中間団体が生まれることが地域を活性化させる。若者は地域のことに無関心といわれがちだが、いま、新しいジモト志向が若者の間に広がっている。


 映画祭オーガナイザーでNPO法人「夕張ファンタ」代表の澤田直矢氏 ゆうばり映画祭の悩みは3つある。@財政A人B施設だ。@は現在経費の半分を企業協賛、4分の1を個的補助(文化庁)、4分の1を入場券収入などの自助努力でまかなっている。やはり公的資金をもっとほしい。Aは若い人の参加がほしい。Bはメーン会場の市民会館(築50年)の老朽化が激しい。

 きちとメモを取っていないのであまり参考になりません。3月6日付け北海道新聞朝刊の特集記事をお読みください。意義深いディスカッションだったことは間違いありません。

フロアからの発言も傾聴に値するものでした。滋賀県から参加した男性は、映画祭の価値はただ映画を見るだけではなく、製作者や役者さんと一般市民の交流にある。一般参加者は胸に「地元」「道内」「道外」別の名札をつけておけば交流のきっかけになるのでは。

 キタもいいアイデアだと思います。
 コーディネーターを勤めたのは北海道新聞文化部長の日浅尚子君。巧みな仕切りで最後には「私たち観客一人ひとりが来年はもう一人ずつ連れてきましょう。客の役割もある」と締めくくったのは結構でした。

午後4時半 シューパロにチェックインし、少しブログを書いた後、メーン会場の市民会館に行く。NPO法人北の映像ミュージアムの仲間と作った本「北海道 シネマの風景」200冊を売ってもらおうと、映画祭実行委員会に託してあるので、売れ行きを聞こうとしたら、午後5時ですでに閉店。あまりうれていないとのこと。やはり著者が来て熱心に売らなければだめだと実感。そういえば、パネルディスカッションでも店を開けばよかったと「後知恵」大阪から来て37年、商人マインドが薄れてしまったと猛省。
交流の場で隣にいた青年と話す。神戸から昨日来たという23歳の自衛官。氷下魚(コマイ)と売店の女性手作りのおこうこを肴にビールを2杯ずつ飲む。別れ際に名前を聞くとHさんと名乗る。
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 午後6時半 ホテルで藤倉夕張市長、映画祭実行委員長の澤田宏一夕張商工会議所会頭らと懇談。パネルディスカッションに出られた品田雄吉さんも遅れて到着。日本映画のこと、監督、俳優のことなど興味深いお話を聞く。

 午後8時半 市民会館前広場に戻り、名物「ストーブパーティー」に参加。マイナス10度以下ではないかという寒さの屋外でストーブを囲んで知らない同士が交流する。この広場に温度を示す水銀柱(デジタル表示板でもよい)があればよいのに。どこかの企業に広告付きで提供させたら。遠来の客に受けると思います。
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 私たちのストーブには京都宇治から来た女子大生二人組、札幌の女性二人組、旭川から岩見沢経由できた男性ら。何を話したかほとんど憶えていないが、楽しく懇談。お酒と焼肉などは地元市民が提供してくれた。募金箱がおいてあったので、酒をいただくたびにお入れしました。

 午後11時(推定) 俺家(おれんち?)という店に立ち寄り、「席がない」という店の女性に「映画祭は交流の場だよ」などとわけのわからないことをいって、小上がりの5、6人のグループに強引に割り込む。「チェイサー」という招待作品を引っさげて韓国から参加しているナ・ホンジン監督のグループ。この映画はすでに韓国で大ヒットしているそう。弱冠34歳。好青年でした。キタは昔といった杵柄。韓国語でだいぶ話し込みましたが、内容はなにか、記憶はあまりありません。グループの中に九州大学を出て1989年高麗大学大学院に進みそのまま韓国にいるというTさんがいた。韓国の芸能雑誌に韓国語で記事を書いているという。
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 午前0時 札幌から来ているJR北海道相談役 坂本真一さんのグループと合流(押しかけたといったほうが正確)。ラウンジのような店のフロアには映画祭関連ばかり40人ほど。カラオケをしていたので、「私も一曲」とリクエストしたら意外に早く番が回ってくる。
 数少ないレパートリーから「北の漁場」。あまり受けていませんでした。

 午前2時 ホテルに到着。このまま寝たら明日は二日酔い必定。自動販売機でアクエリアスを買い、一気飲み。
 
午前6時起床 一階の大浴場で汗を流す。頭は少し痛いが損害軽微。

 いやはやわれながら、えらい交流ぶりです。
 今年のアカデミー賞を総なめした「スラムドッグ$ミリオネア」「フロスト×ニクソン」など話題作が劇場に先んじて上映していたのにまったく映画を見ず仕舞いの一日になりました。
 映画は跡で劇場で見る機会がある、と自分を納得させました。きょうは10時からの「チェイサー」を見る約束をナ監督としました。朝ごはんを食べて絶対みるぞ。

 これをお読みのみなさん、そこが沖縄でも、大阪でも、栃木県小山でも札幌でも、来年は夕張にいらっしゃい。スキーもマウントレイスイでできます。楽しいこと請け合いです。 
 

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内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです。今年もこの時期がきましたね。キタさんにお会いして一年経ちましたがまだ最近の出来事のように感じます。2010年も夕張に行きますので再会できたら幸いです。では、Good Luck!!  1214-y.s.o-1502@ezweb.ne.jp
神戸のH
2010/02/20 23:22

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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