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<<   作成日時 : 2009/01/28 19:37   >>

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 1月27日付の新聞協会報の1面トップの見出しは「新聞少年、1万人割る」。本文には2008年10月現在9565人。全体の2.3%とありました。と、いうことは残りの97.7%は大人ですか。
インタネットで調べたら、2002年10月には新聞少年(12歳〜18歳)は全国に3万1140人。全販売店従業員の6.8%とありました。6年間にずいぶん急激に減ったものです。

 毎朝、毎夕、自宅に配達されて新聞が読める日本の活字文化の一翼を担ってきたのが「新聞少年」だと思います。斯くいうキタも中学1年生から高校2年生ごろまで新聞配達をしていました。家計を助けるというほどでもなかったけれど、好きな野球を続けるためには、自分の趣味に必要なお金ぐらいは自分でかせがなくっちゃと考えたのでしょう。

  野球部の練習は放課後ですから、夕刊配達はできません。だから朝刊が私、夕刊を弟が配達する二人ワンセット方式で同じ区域を担当していました。120部ほどを配ってアルバイト代は二人合わせて4000円/月ほどだったでしょうか。ちなみに当時の購読料は朝夕刊セットで390円。現在のちょうど10分の1です。48年間で物価は10倍です。いま120部を朝夕刊配ってアルバイト代はいくらでしょうか。あす販売局長に聞いてみましょう。

  激しい野球の練習のため疲れて、翌朝寝過ごすことがよくありました。新聞販売店の主人が起こしにきます。外から窓をこつこつと叩き「キタく〜ん、キタく〜ん」と遠慮がちに声をかけてくれました。そんなときは弟をたたき起こし、手伝わせます。

 当時は朝夕刊完全セットですから、弟は兄の配達順路を完全に掌握しているから助かります。二人で手分けして配れば半分の時間ですみます。

逆に夕刊の時間帯は、兄はまだ学校のグラウンドにいますから、弟の手伝いをしたことは一度もなかったでしょう。クラブ活動をしながらアルバイトができたのだから、新聞配達はありがたかった。でも弟には悪い兄でした。
 
  山田太郎の「新聞配達の歌」がヒットしたのは昭和40年。キタ17歳。そのころは受験のため、と称してやめてしまっていた記憶しています。しかし「雨や嵐にゃなれたけど、やっぱり夜明け眠たいぜ」は実感です。
 

新聞配達の思い出でひとつ。
 中国が初めて核実験をしたニュースが1面トップに出ている朝刊を配っていたとき雨が降っていました。いや紙面に載った数日後だったかな。まだ明けきらぬ暗闇で降り出した雨が頭に当たると、「放射能に汚染された雨やないやろか」と恐ろしくなった記憶があります。

 思い出をもうひとつ。
 石狩町(現石狩市)に住んでいた30歳代、家内は北海道新聞の朝夕刊を8年間配達を続けました。1980年の大晦日、石狩地方は猛吹雪に襲われ、家内一人では新年増ページで何倍にも膨らんだ朝刊を配るのは無理なので手伝いました。戸建て住宅の庭先から玄関までたどりつくのがやっとでした。

 なぜ、1980年とはっきりおぼえているのか。なあんでか。それはね(また堺すすむがでてきました)。

 この年、会社の労働組合で中央執行委員をやっていて、毎年暮れに担当する新年号の取材や編集作業にまったくタッチしない年になりました。「新聞記者として新年号の仕事をしなかった代わりに、配達することになったんだなあ」と思いながら腰まである吹き溜まりの雪をこいで配達したのを思いだしました。
 北海道で新聞の宅配制度を維持していくためには、本州とは比べ物にならないくらい新聞少年、新聞おじさん、おばさんのご苦労に頼っていることをそのとき思い知りました。

 

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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