抑鬱亭日乘というブログ

  抑鬱亭日乘という面白いブログに出会いました。永井荷風の断腸亭日乘にヒントを得たと思われ、旧字、文語体、旧仮名遣いで書かれています。取り上げるテーマもよく、表現巧みにして簡潔。早速当ブログの「おすすめサイト」に勝手にリンクさせていただきました。http://www.theatrum-mundi.net/nichijo/ 

 わたくしの日課。朝(朝とは限らない夜中が多い)起きるとまず、アールグレー紅茶を飲み、ブログ管理ページに入りアクセス状況をチェックします。昨日のページビュー(PV)のほかに、PVの履歴も残っていて、おなじみさん以外にネットサーフィンするうちにキーワード検索で拙文にたどり着いた形跡もうかがい知れます。

 履歴をたどって私のしらなかったサイトに逆アクセスすることができます。そのうちのひとのつのタイトルが目を引きました。「抑鬱亭日乘」でした。

 日本の首都圏の大学で教えている先生らしい。旧字、文語体、旧仮名遣いに破綻が見られない。どんなソフトを使っているんだろう。わたしなんぞ、「日乘」の乘を使うのにIMEパッドから手書きしてやっと入力できるありさま、これでは日記をかけません。

 気に入った寄席の話、大学で小学生なみに騒ぐ学生に業を煮やしている話など。フロントページに戻ると、いまニューヨークで面白い市民運動が始まったというYou Tubeがリンクされていました。

 リバティー広場ではラウドスピーカーを使うことが禁じられている。ナオミ・クラインという女性市民運動家が「ウォール街を占拠せよ。今世界で最も重要なこと」というスピーチをしています。ワンフレーズずつ区切って演説すると周囲の聴衆がシュプレヒコールのように声を合わせて復唱する。称して「人間拡声器」。合法的活動になると同時に、聴衆の脳ミソに演説の内容が染み渡る。映像を見ていると、女性の周囲の復唱のあと、さらに外周でも復唱が起きる。、こだま(英語ででミラージュというんだっけ、たしか)のようです。スピーカー(演説者)は第二復唱が終わったあと次のフレーズを述べる。

 この「抑鬱亭」ブログ、センスは頗るよし。閲覧をお薦めします。

 この抑鬱亭といい、MID-NIGHT JAZZ REPORTといい、日々のアクセスチェックで発見した珠玉です。

 私も真似(できないが)して昨夜のことをかいてみようか。
 二十八日夜、若き青年協力隊員等四人来たりて夕食を共にす。余、昨今、夕食独りで為すを歓ばず、試みに隊員の一人に打電、来庵を打診したるところ、芋づる式に四人参集可能の由。余慌てて食材追加。冷蔵庫を見たるに白菜半球あり。網絡(注・インターネット)にて白菜を用いて作る料理を検索。キムチ、玉葱、豚肉をもって成す中華風煮物と決す。調味料に胡麻油、葡萄酒、林檎酢、片栗粉、砂糖を配して約一時間かけ完成す。直後、若き友人連交々麦酒、果実飲料携え到着す。彼等「空腹に不味い物無き」が如く完食、暫時歓談し午前零時散会す。

 なるほど、文語体(もどき)で書くと、淡々と余計なことを書かずに済み(簡潔とまではいかないが)日誌に向いてますね。 

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