セブンイレブンが隠れた道の駅だった

  昨夜23日11時、くたくたになって豊平の自宅に帰ってきました。22日午前4時前にマイカー(日産シルフィー)で出発。道東標津の清流にやまべ釣りに行って帰ってくるという、43時間延べ1000キロ、無宿泊の旅。内700キロを自分で運転。62歳には無謀だといわれそうですが、いろんなことを勉強しました。

 まず行程から。
 豊平出発(22日3時50分)-国道40号で旭川、39号に入り、上川から273号で滝上に午前10時ごろ到着。
 オシラネップ川、渚骨川でフライフィッシング。渚骨本流鎮(しずめ)橋付近で推定30センチくらいのニジマスを釣り落とした以外はあたり無し。午後2時竿を納め、紋別経由で遠軽へ。午後5時、道新遠軽支局を訪問、支局長のA君(社会部デスク時代の後輩)と居酒屋へ。キタは車運転のため、ウーロン茶2杯。A君はビール3杯ほどのむ。昔のこと、これからのことなどを話して7時前別れる。車で北見市温根湯温泉の道の駅到着は8時半ごろ。ここ先のことは直前のブログご参照。

清流、忠類川に再会 
翌朝3時過ぎ、シルフィーを事前にお願いしてあった道新北見支社駐車場に置き、釣りの師匠K先生の車で標津町の清流、忠類川に出発。午前5時過ぎから午後2時まで竿を出す。

 毎年のように先生とこの川に来ているが、知床から流れてくる水はあくまで清らかで澄み切っている。目をこらさずとも、小さなやまべをが泳ぐのが見える。
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建設途中で中止となった砂防ダムの名残。そんなもの無いほうが魚にはいいに決まってる 

 大小合わせてたくさんのやまべを釣る。やまべのほかに、岩魚(オショロコマ)が混じるが、K先生はやまべ以外キープしない。キタもそれに倣う。

 師匠はこの川には20年足を踏み入れているが、やまべの資源は無尽蔵。適当に間引かなければ、生存競争激しく、魚体が小さくなるとおっしゃる。理論はこうです。

 サクラマスのメスが産卵のためオスを伴って生まれた川に帰ってくるが、イクラにサクラマスのオスが放精するとき、魚体の小さなやまべ(サクラマスの陸封型)が背後から忍び寄って放精することが多い。やまべのDNAを受け継いだ魚体は親魚でも小さくなってしまう。

  理論の正統性はともかく、この川の魚影は信じられないほど濃いことは確か。

高速道路は使わず 

 午後2時半。川岸に置いたK先生の車で北見へ。4時過ぎ、マイカーで出発、北見国道(国道39号を旭川に向かう。

 層雲峡を越えたあたりから自動車道に乗り、旭川経由で一瀉千里に走れば4時間足らずで札幌に帰れるが、今回は一切有料道路を使わない決心をしました。リタイヤ生活に高速料金はモッタイナイし、北海道の一般道は渋滞がほとんどないので本州の高速より早く走れる。

 そう思って法定、制限速度プラス15キロ以内(60キロなら75キロ、50キロなら65キロ)ならスピード違反検挙はまずない、と誰かがいってましたっけ。

 それに高速を走ると、やはり緊張して疲れます。早く帰宅できても疲れは一般道と同じなら、一般道でいいじゃないか。

 そう思って景色をみたり、歌を歌いながら(だれも聞く人はいないが)運転すると楽しい。

 疲れると道の駅がある。

道の駅は夜間閉店?
 
 午後8時半ごろ、国道40号奈井江付近に来たとき、道の駅の事前標示があったので、入り口を注意して見ていたけど、どうもよく分からない。

 闇のなかで薄ぼんやりと見える広い駐車場と建物の形状から、これが道の駅かと見当をつけて入ると、自衛隊の車がたくさんん止まっていて、迷彩服姿の自衛官が整列している。

 あれ、自衛隊基地にまぎれこんだかな、と心配になったけど、やっぱり道の駅でした。
 
 トイレで出会った迷彩服に「訓練ですか」と聞くと「移動中です」とわかったような分からない返事が返ってきました。

 車を止めたとなりのワンボックスカーの窓が開いていてキタより少し年配の夫婦の姿が見えたので、話しかけてみる。

 「この道の駅に入って来るとき迷いませんでしたか」(キタ)
 「私たち、横浜から今月初旬北海道に来て回っています。この道の駅は道路からよくわからないですね」
 「やっぱり」(キタ)

 昼は駐車場の情景で一目で道の駅だとわかっても、夜になると、ライトアップした表示が幹線道路から見えないと判別がつかない。地元の人しか分からない道の駅というのはないんじゃない。

 「私たち、宿を取るときもあるけど、道の駅に車を止めて寝ることもあるんだけど、やっぱり暗いとこわいですね」と奥さん。

 「その点、セブンイレブンはどこでも24時間営業だから、セブンイレブンの駐車場で車中泊できればいいですね」とキタは温根湯のセブンイレブンを思い出しながらいう。
 「多分、お店はいやがるでしょうね」とだんなさん。

 奈井江の道の駅を去って、40号をさらに南下すると美唄を越えた三笠に道の駅がありました。

 この道の駅の表示は外からよくみえ、しかもセブンイレブンを併設しています。さらに奥には公営温泉まであります。


 これって、キタがいま考える道の駅の理想形ではないか。食べ物はセブンイレブンで調達できて、明るいから安心。夜はただの公衆トイレになってしまう道の駅にくらべれば。しかも温泉付き。
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温泉、パークゴルフ場、セブンイレブンのある三笠の道の駅。夜も道路から看板がよく見える。左の明かりはセブンイレブン  

  感激したキタは一生懸命、セブンイレブンと道の駅の看板の両方を入れて写真を撮ろうとデジカメを向けたが、セブンイレブンの看板がはっきり写らない。あきらめて、風呂に入ろうかと思って視線を転じると、さっきまで煌々とともっていた温泉玄関のライトアップが消えている。
腕時計を見て「そうか9時半でクローズなのか。残念」。

 
 途中、岩見沢でかなり老朽化したスーパー銭湯があったので入りました。だって体中が魚の生臭い臭いがしみついているんですから。

 「10時までですがいいですか」と女性従業員。腕時計を見ると9時45分。しかしシャワーだけでもあびたい。420円を払って15分間、湯船に浸かって出ました。

 それからまた40号をひた走り。11時に帰宅しました。

 昨日の未明大谷地付近で気づいて、ラップモードに切り替えた車のメーター。帰宅後見ると703キロを示していました。よく走ったなあ。

 無事帰れてよかった。
 
 今回考えたことをまとめますと-。
 ①北海道ではビジネスでない、個人の自動車の旅なら高速を使わず、一般道をゆっくり走り、ゆっくり町並みや景色を見るにしかず。
 ②道の駅ははじめて利用するドライバーにも分かりやすい表示が必要
 ③夜になると利用できるのはトイレだけ、というのは芸がない
 ④24時間営業のセブンイレブンこそ、隠れた道の駅かもしれない
 ⑤これが一番大事なことです。
    道の駅は北海道が観光立県(道)を目指したいなら、もっともっと進化させなければ。ただあればいい。昼だけやってればいい、というものではありません。道の駅めぐりだけでも楽しい旅になる、くらいの努力が必要です。

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