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zoom RSS 買弁政治家を剔抉せよ

<<   作成日時 : 2017/07/18 05:33   >>

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ぼくは最近北大に行く機会が増えた。そのたびに生協書籍部に行き、1冊か2冊買ってくる。14日、行ったとき買った本がこの「日本の覚醒のために 内田樹講演集」。60ページに「予見する知性の強さ」という小見出しがあるが、この人の魅力はまさに「予見する知性」だと思う。
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 安倍政権の寿命はこの先それほど長くはないと思います。すでに自民党の中でも、次を狙っている人たちが動き出している。対米従属を通じて自己利益を増すという「買弁マインド」を持った人たちが、現代のエスタブリッシュメントを構築しているという仕組み自体には変化がない以上、安倍さんが退場しても、次に出てくる政治家もやはり別種の「 買弁政治家」であることに変わりはない。看板は変わっても、本質は変わらないと思います。
 どうやったらこのような政治体制を改革できるか。僕が知性というものを最終的に信じているのはそこなんです。

(中略)理非はともかく、事実として彼ら政治家たちがどういうメカニズムで動いているものなのかをはっきりと開示する。本人にも国民全体にも開示する。彼らの中に走っている主観的な合理性、思想と行動の法則性をあらわにしてゆく。その作業がもっとも強い批判性を持ちうると僕は思います。
(「予見する知性の強さ」)

 この講演集のあとがきに2017年5月とあるから、加計問題などで、安倍内閣指率が30%前後まで急落する以前に行った講演での発言である。その予見性は鋭い。

 吉田茂ら戦後政治家は、日本は「対米従属を通じて対米自立を図る」という奇妙な国家戦略を描いてきたが、いつしか、対米従属だけが残り、自立が忘れ去られた。いま対米従属を通じて国益の増大を図る目的を忘れた日本の政治家や官僚たちが、対米従属を通じて個人的利益を得る仕組みが出来上がってしまった。これを昔から「買弁政治家」、「買弁官僚」と呼ぶ。

 まだ第1章「資本主義末期の国民国家のかたち」」までしか読んでないが、内田さんはだいたいこんなことをおっしゃっている。書名は関西弁でいえば「日本人よ、ええ加減に目え醒ませよ」になるらしい。(晶文社1700円+税)

 

 

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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