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zoom RSS オールマイティーの「も」

<<   作成日時 : 2016/09/14 22:32   >>

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阪神藤浪160キロ<も>6四球…7回途中3失点で降板(日刊スポーツ) 日本ハム・佑ちゃん、7点ビハインドで登板<も>3ラン被弾(サンケイスポーツ)      どちらも、電子版記事の見出し。<も>はもう、特定の意味も文法も持たない、「前後ふたつの文節を強引につないだだけ、意味は読む方が考えてくれ」。適切な文章を媒介して報道する責任を放棄して日本語破壊の道を突っ走るお前たちはに「日本のメディア」を名乗る資格はない。

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9月14日のヤフーのポータルサイト「スポーツナビ」のプロ野球2つの見出しにオールマイティーの「も」が使われている

 も 接続助詞。形容詞・形容詞型活用語の連用形、動詞・動詞型活用語の連体形に付く。逆接の意味を表す。・・・とも、・・・ても、けれども。「見たく見られない」「努力する報われなかった」
                以上太字はデジタル大辞泉

 この接続助詞の「も」の「形容詞・形容詞型活用語の連用形、動詞・動詞型活用語の連体形に付く」という文法が守られず、@動詞から「する」を省いて語幹に直接くっつき、そこから進化(退化というほうが正しいが)A名詞にくっつけてしまう荒技。冒頭の「160キロも」はAの例、「登板も」は@の例。

 この文法無視は、新聞に於いて、最初はスポーツ記事に表れ、次第に一般記事にも蔓延するようになった。文法無視のこの「も」の用法をキタは「横着の『も』」と呼んで、「メディアは日本語破壊のお先棒を担ぐべきでない」と、ことあるごとに警鐘を鳴らしたが、所詮は多勢に無勢、蟷螂之斧。パンデミックに歯止めを掛けられない状態。

 新聞の文章にのみ表れる「珍なる日本語」と思っていたら、いまではNHKのアナウンサーのおしゃべりにも登場するようになっている。

 そのうち、小学生の登下校のおしゃべりにも「あしたから連休宿題多すぎて、やだねえ」などと使われる日がくるだろうか。すでに使っているかもね。

 「160キロも6四球」の「も」は「160キロ<の球速を記録したが、コントロールが定まらず>という意味を代表している。


 「7点ビハインドで登板も3ラン被弾」の「も」は「7点と大きく負けている時点で登板し、リラックスして投げられ、好投してもよいはずなのに」という意味をたったの一字「も」で代表しているのだ。

 ここまでくれば、「も」はどんな意味でも代表できる。もう「横着の」どころか、「オールマイティーの」と呼ぶしかない。

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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