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zoom RSS 記者という職業、つづけますか。

<<   作成日時 : 2015/09/12 01:20   >>

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とびとびにつけた日記をめくっていたら、1988年、40歳、ソウル特派員時代に書いた文章にこんなのがあった。原寿雄著「新聞記者の処世術」(87年11月、晩聲社刊)を長く引用している。

 記者に再び覚悟のいる時代が来た。戦前、明治、大正、昭和にかけて私たちの先輩は少なくとも逮捕、投獄、拷問を覚悟せずにジャーナリストになることはできなかった。戦後は極く気楽な稼業として記者になっている。むしろ、弁護士とマスコミの人間ほど安全地帯の職業人はいない、と私自身も思ったことがあるぐらいである。今度の事件(注・阪神支局襲撃事件=1987年5月3日)で私は、亡くなった小尻記者の社葬の5月15日にジャーナリストが黙とうし、覚悟を確かめようと提言した。それはこの際に記者という職業を続けるか、止めるかを各人が自問してみるべきだ、という趣旨だ。

 キタがどう自問しどう自答したかはここには書かない。拙い答えだと今は苦笑するのみ。

 編集局を去って旭川支社に向かった2004年1月から11年半たった今、大手新聞のいくつかが権力に揉み手する御用紙に堕す一方で、後輩たちは総じて私たちの時代以上にがんばっていると思う。

 それでももう一度、1925年生まれの老ジャーナリストになり代わって、現役記者諸君に覚悟のほどを聞いてみたい気がする。暴走加速を予感させる権力を前に、安全地帯に身を置く「気楽な稼業」ではとっくになくなっているあなたたちに。

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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