感謝カンレキ雨あられ @アジア群島人

アクセスカウンタ

zoom RSS 暴走する「ぶれない政治」

<<   作成日時 : 2015/09/04 10:13   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

9月3日付け毎日新聞13面「特集ワイド」で、政治学者、杉田敦さん(法政大教授)が「暴走する民主主義」に警鐘を鳴らしている。 この記事を読み進みながら、キタ自身の頭で整理してみた。(敬称略)


画像
9月3日毎日新聞朝刊特集ワイド「暴走する『ぶれない政治』

 「ぶれない」を自分の信念を曲げないというポジティブなイメージでとらえる向きが強いが、杉田は「自分の意見を修正しないのは正しいことだ、という意味合いが強くなっていませんか? 考えが間違っていれば改めるのは当然。それなのに最近は政治的立場を変えないこと自体を目的にする風潮が行き過ぎています」という。

 暴走する民主主義とはなにか。権力を一元化し、あらゆるブレーキを取り払い、権力を押さえるものを排除する。つまり、立憲主義的な民主主義の否定だ。安倍首相の手法はどうか。「法の番人と呼ばれる内閣法制局長官を自らの考えに近い人物に交代させ、憲法9条の解釈を変更して集団的自衛権の行使容認につなげました」(杉田)。

 国会議員にも暴走を肯定する発言が目立つ。「かれらは『審議の中心は安保法案であり、憲法論ではない。憲法論ばかりでは本題に入れないじゃないか』と発言している。これは危険な考え方です」(杉田)

 「安保法案はそもそも違憲の疑いが強い。だから憲法論議をするのは当然です。それなのに憲法の枠内での論議を嫌う。これでは、暴走する民主主義こそ正しいと信じている、と批判されてもおかしくはない」((杉田)

 杉田は安倍政権を批判するにとどまらない。「暴走する民主主義」を望む潜在的な心理が国民のなかにもある」。

 「経済的に余裕がなくなり、生活を守ることに追われ、さらに国を取り巻く環境の危機を政治家が叫ぶようになると、イメージの湧きにくい安全保障や外交問題は強いリーダーに引っ張ってもらいたい、という心境になりがち。(中略)『ぶれない』リーダーでなければあらゆる危機が乗り切れない、と不安を憶えてしまうのです」(杉田)。

 ナチスドイツは(中略)『強いドイツ復権』を訴え、オーストリア併合などを強行した。多くの国民がこれらに喝采を送り、全体主義を受け入れた。

 暴走する民主主義を杉田は「ブレーキのない車」に例える。

 「そんな車に乗る覚悟が国民にあるのでしょうか」(杉田)

 「首相のかたくなな姿勢を見ることで、多くの国民が安保法案の本質に気付き、反対しているのです」(杉田)

 それでも安倍政権は安保法案の成立を諦めないだろう。その時、反対している国民はどうすればいいのか。

 「憲法を巡る議論はこれからも続く。民主主義国家である限り、政権は選挙で国民の審判を受けなければならない。意識を高めた有権者の存在が重要になる場面は何度も訪れます。諦めてはいけない」(杉田)

 
 

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文

Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


    
暴走する「ぶれない政治」 感謝カンレキ雨あられ @アジア群島人/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる