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zoom RSS 深川に映画館があったころ

<<   作成日時 : 2014/07/10 08:41   >>

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昨日は深川市にかつてあった映画館「深川東映」を探す旅に出ました。朝8時JR札幌発旭川行きス―パーカムイに乗り、9時過ぎ深川着。午後2時44分深川発(始発は旭川)札幌行きに乗るまでの半日。たくさんの人に会い、在りし日の同館の輪郭が私の中で形づくられていきました。

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子どもから大人まで、多くの市民に愛された深川東映=1977年、閉館当時
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1977年まで、深川東映があった深川市3条4番。いまはガソリンスタンドになっている

 みやこ新聞昭和44年(1969年)発行の映画館名簿(正式書名はのちほど)によると、当時、人口3万5800人(今年6月現在2万2425人)の深川市内に映画館は3館あった。松竹と洋画の深川座、日活、東宝、大映と洋画の深川劇場、それに52年に閉館するまで深川最後の1館として親しまれた深川東映。いずれも国鉄(現JR)深川駅南側の中心街にあった。
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札幌への帰途、JR深川駅キヨスクで買った深川名物ウロコダンゴの姉妹品?のようかん。あずき、抹茶、黒糖の3本入って850円ほど。あずきはすぐ食べてしまった。おしかった


北空知の米どころとして栄えた深川だが、加えて、北竜、沼田、雨竜、秩父別さらには留萌などから鉄道を利用してやってくる映画ファンも多かった。

深川東映は隣町の滝川市に本拠を置く山本興行(山本芳雄社長)が深川に進出して、当時本町通りと呼ばれた深川のメインストリート道道深川雨竜線に面した旧千秋病院の建物をそのまま改造して昭和35年に開館。昭和52年閉館。

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「深川きっての映画好き」を自任し、深川東映在りし日を語ってくれた渡辺さん(右)と、懇切に取材協力してくださった市役所広報マン黄倉さん=アートホール東洲館で

証言1 渡辺貞之さん)(73=市内 画家、アートホール東洲館館長(元教員)
 深川の3館すべて良く利用した。東映の従業員に友人がいて便宜を図ってもらいチャンバラ映画をいっぱい見た。いま市民劇団代表をし、脚本を書く時、当時みた作品が役だっている。地下に「ブルースター」という喫茶店があり、映画鑑賞のあと、カクテルを飲むのを楽しみにするファンも多かった。閉館するとき、教え子たちと「禁じられた遊び」(フランス映画、1953年公開)を見た。「深川から映画館がなくなるとき、そりゃ寂しいなんてものじゃなかった」

証言2 J・Mさん(55)=市内、会社役員
 こどものころ、東映まんがまつりを見るのが楽しみだった。高校2年生のとき、長期入院していたとき、「エマニエル夫人」(不rンス映画、1974年公開)をみて暗い気持ちを忘れたことを思い出す。夏休みや冬休み、まんがまつりで開館を待つ子どもたちが歩道まで数珠つなぎに並んでいた。

証言3  E・Tさん(56)=イベント業(コンサート・オペレーター)
  家が東映のすぐ近くだった。まんがまつりのとき、入場できないときも、入口のスピーカーから流れる映画の音声を一生懸命に聞き入った。
 高校生のとき、「ラストコンサート」(イタリア映画、1976年公開)というラブストーリー作品は、カップルで行けば割引になるという企画があったが、彼女がいないので一人で入って寂しい思いをした。

 証言4 WE・Iさん=公務員(女性)
 国鉄で30分くらいでいける旭川に買物公園ができ、休日には、家族ぐるみでショッピング食事、映画が楽しめる旭川に足が向くようになった。

 短時間に多くの人の会えたのは深川市役所広報係長 黄倉利昌さんのおかげ。「映画館はかつて、市民にとっても大切な文化施設だった。その記録はほとんど残っていないので、協力したい」といって、昔の地図、新聞切り抜きなどを用意し、多くの関係者、市民のもとに案内してくださった。本当にありがとうございました。

 「ほっかいどう映画館グラフィティー」原稿執筆のためのメモを兼ねてこのブログを書きました。8月8日(金)の朝日新聞夕刊北海道地方版をお楽しみに。

 

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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