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zoom RSS 「あらわ」にしすぎるボキャ貧記者たち

<<   作成日時 : 2014/06/14 04:26   >>

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 最近の新聞で、使う範囲が「広がりすぎる」と思う言葉に「あらわ」がある。理性をうしなって、感情をむき出しにする状態に限り「あらわにする」とジャーナリストは使ってきた。、評論の中で、分析の上、強く、しかし冷静に指摘することまで「あらわにする」と表現するのはいかがなものか。

 ネット上で以下の文章が目についた。

 スポーツライターのハーラン・スペンス氏は、シーズン144試合で主に中6日というローテーションで投げてきた日本人投手にとって、メジャーで162試合を主に中4日で戦うことは、メジャー初年度でいきなり過酷だろうとの懸念をあらわにしている。



  「懸念をあらわにした」でなく、「強い懸念を示した」でよい。記者会見で、語気を強めて、相手を非難するような場合にこそ「(怒りを、不快感を)あらわにした」と使う。

 ボキャブラリーの貧困な記者がひとつ便利な言葉を見つけると、バカのひとつ覚えのように使いまくり、他のボキャ貧記者に伝染する。「あらわにする」より少し前の段階「怒りをにじませた」という表現も上品である。

  ついでに、上の例文を添削すればー。              

 スポーツライターのハーラン・スペンス氏は、日本人投手がメジャー初年度でいきなり162試合を中4日で戦うことは過酷だろうと、強い懸念を示す。なぜなら彼らは日本で、シーズン144試合を主に中6日というローテーションで投げてきたのだから。                                   

  新聞原稿で大事なことのひとつは、初めて読む人がアタマから読んで行ってすうっと理解できること、と教えられた。主語と述語をできるだけ近づけるとも教えられた。

 デスク不在の未熟な有害文章がネットを駆け巡っています。
     

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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