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zoom RSS 桜木紫乃さん直木賞、道立文学館がすばやい展示

<<   作成日時 : 2013/07/19 08:40   >>

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昨日午後、何年ぶりかで中島公園の道立文学館に行きました。びっくりしました。前日、直木賞受賞が決まったばかりの桜木紫乃さん(釧路市生まれ、江別市在住)の「受賞記念展」が早速、常設展示室に設けられたではないか。なんというすばやさ。受賞に至るまでの苦しくも情熱あふれる道筋がひしひしと伝わってくる。



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常設展示室の入り口を入ってすぐ、2つの陳列ケースが「おめでとう 第149回直木賞 桜木紫乃さん 文学の歩み」と銘打った展示に充てられている。ケースの後ろの棚には桜木さんの著書が並べられ、手にとることもできる。

 左の展示ケースには文藝春秋から出版された初めての単行本「氷平線」(2007年)から受賞作「ホテルローヤル」までの作品や資料を展示した「メジャー活動編」。右のケースは同人誌活動など、小説家桜木紫乃の誕生前史を紹介している。
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 桜木さんがメジャーデビューを果たした作品は、2002年の「雪虫」。オール読物新人賞」を受賞した。しかし、その時から初の単行本が世に出るまで6年かかった。文藝春秋が求める「出版するにふさわしい質」に達するまでの苦難の時期だったようです。

 キタが桜木作品を読んだのは恥ずかしながら「硝子の葦」1冊だけ。プロットの鮮やかな推理小説であり、きめ細かいタッチで人間を描いた、読み応えのある作品でした。この作品にもでてくるのだけれど、桜木さんの実家の家業はラブホテル。桜木さんの少女時代からルームキーピングなどを手伝っていたという。幼くして男と女の縮図の一端を見続けたことが、後の作家としての人間観照に作用したことは想像できる。

 それにしても直木賞受賞のニュースが伝わってから記念展設置までのこのすばやさ、瞬発力は、とても「道立」というお役所のものとは思えない。

 タネをあかせば、先ごろ副館長に就任した谷口孝男さんの前職は北海道新聞文化部長などを務めた新聞記者。道内外の文学界の動向に詳しいし、桜木さんとも親交が深い。

 谷さんがキタの後、北海道新聞旭川報道部長を務めた時、旭川支社のホームページで桜木さんとコンビで映画評担当していましたっけ。

 直木賞決定を聞いた時の桜木さんの喜びの表情が大きく引き伸ばされて写真が2枚展示されている。谷口さんが北海道新聞に提供を懇請したものだろう。

  この展示はいわば新聞の速報、フラッシュニュースのようなもの。直木賞受賞を契機にさらに進化を遂げ、陳列ケースを倍増した本格的な桜木紫乃展が開かれることを期待しています。


 なお、本来は館内展示の撮影は禁じられていますが、特別に許可をいただきました。中島公園にお出かけのおり、道立文学館にお立ち寄りください。展示期間は「当分の間」(谷口副館長)だそう。

 常設展示室の観覧料は一般400円、高校・大学200円、中学生以下と65歳以上は無料。さっそく無料で見せていただきました。

 

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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