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ウランバートルからダルハンへの帰途は鉄道にしました。朝10時半に発って到着は夕方5時40分。7時間がかりののんびりした旅。でもレールの先はスヘバートルからロシア国境を抜けモスクワに続いている。カタン、カタンという足元の音を聞きながら、なにか得体の知れないそぞろ神に魅かれる思い。いかん、いかん。今はいかん。▲ウランバートル駅で出発前。ホームを掃除するおばさんが愛想よくシャッターを押してくれました 往路のバスはダルハン-ウランバートル間3時間半、鉄道は同じ都市間をその倍以上かける。北京--ウランバートル-イルクーツク-モスクワ間が鉄路で結ばれて以来、そのスピードは今とそんなに変わっていないのではないか、と思うほど、厳かに、しずしずと走る。せかせかと走るバスがどうした、時代の変化がどうした、といわぬばかりです。▲ウランバートル駅ホーム。改札口はがないのはヨーロッパの大陸駅と同じ。日本はイギリスを見習ったから改札口があるのだと、昔聞いたことがあります もう少し正確にいうと、バスの方は一部山間部をぶち抜いてコースをショートカットしたけれど、鉄道は山を迂回して長い距離を走っているからだそう。 ▲国内線の切符売り場▲ダルハン行き一等の切符。今回は荷物が多かったので管理がしやすい一等クーペにしたけれど、2等、3等車両に行くと一般乗客がいっぱい。こちらのほうが面白いに決まってる。酔っ払いが多いと聞くが、次回の楽しみに ウランバートル駅に向かって左のビルに国内線切符売り場もモンゴル語で書かれてある。そこで一等、2等、3等のうち、一等コンパートメント(モンゴルではクーペという)を買う。15300トゥグログは往路のバス7000トゥグの倍以上だが、それでも日本円にして1000円とちょっと、7時間以上の乗ってこの料金。でも、平均月収47万トゥグのモンゴル人には決して安い金額ではないのでしょう。その証拠に、一等車両に乗っていたのはキタ以外にほんの数人でした。その人たちも途中でおり、ダルハンで一等客室から降りた客は皆無だったと思う。代わりに、乗務員数人(みな女性)が道中、クーペの一室にたむろしていました。▲ウランバートル-スフバートル間の表示と列車エンブレム ▲車窓からはようやく深まり始めた緑のベール。放牧されている馬や牛たちの群れ ウランバートルの市街を抜けるとあと、車窓風景はほぼ100%草原ばかり。牛あり、馬あり、羊ありの光景は往路のバスの旅と同じ。でも野原のなかに駅舎がぽつん、ぽつんとあり、列車から降りた人たちが草原の中を歩き始めていたが、その先に家らしいものは見えない。どれほど歩くのだろう。▲コンパートメント一室を7時間貸切状態で汽車賃は1000円とちょっと。これでモンゴル国鉄はだいじょうぶなのかなあ 列車は2両のブルーのディーゼル機関車の牽引され、10両以上はあるでしょう、ボディーにはモンゴル語でウランバートル-スフバートルとある、。 車窓からの景色は草原ばかり、と書いたけれど、見ていて飽きない。でも、窓ガラスは拭いたことなどこの1カ月間に一度もないだろうと思うほど汚い。車窓の景色をめずらしがる観光客が多い一等車両くらい、窓を拭いてほしいなあ。 夜はベッドになるソファが2基あるコンパートメントを7時間余貸切。ソファをキーホルダーのメジャーで計ったら1メートル85あった。1メートル71.5(以前は73はあったが、今年1月、JICAのトレーニングセンターで計ったら老衰のため減っていた)のキタには寝そべってもゆったり。窓の景色が飽いたら、本を読んだり居眠りをしたり。くどいが、まったく退屈せぬまま、ダルハンに着いてしまった。この調子なら、北京-ウランバートル-モスクワ鉄道の旅も楽しめるかも。老後に(もう、老後か、な?)の楽しみに取っておこうと思いました。 ▲7時間余の列車の旅もダルハンで終了。いつかこのまま乗ってロシアとの国境を越えてみたい=同駅ホーム |
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金正日さんの気持ちがわかるモンゴル汽車の旅
昨日、汽車でウランバートルからダルハンに戻りました。ウランバートルの郵便局に日本からの荷物を取りにいった5月中旬以来2度目。バスなら4時間で行けるのに汽車だと7時間かかる。でも車窓にすっかり緑濃くなった大草原をのんびり見ながら、同室のモンゴル人と会話を楽しんだり文庫本を読んだりの豊かな時間をすごせました。あの朝鮮半島の独裁者がなぜ北京まで汽車で行くのか、その気持ちがよくわかる旅です。。▲山々と大草原の緑はあくまで深く、目にしみます▲ウランバートル発スフバートル行き列車。今回撮らなかった... ...続きを見る |
感謝カンレキ雨あられ+3 2011/07/14 11:09 |
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