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zoom RSS 紙メディアの将来−オピニオン面を読んでA

<<   作成日時 : 2010/03/22 18:34   >>

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引き続き、けさの道新オピニオン面について。ルモンド・ディプロマティク誌前編集長のイニャシオ・ラモネ氏が「紙メディアは滅びるか」のタイトルで論文を書いています。「紙メディアは滅びるか」を「紙メディア=新聞紙上で書いていただくとは…。ありがたいような、大きなお世話、と言いたいような。でも私たち「紙のメディア」関係者にとり、傾聴に値するくだりがあるので、引用します。


 @逆説的なことに、新聞は今ほど、大勢の読者がいることは過去にない。ネットのおかげで読者の数は爆発的に増加した。しかし、紙メディアとネットの間で不幸な関係が続いている。紙面でニュースを読む読者が購読契約や売店で払ったかねおかげで、ネット読者はニュースを無料で見ている。皮肉なことに、無料ニュースのほうが有料より豊富なのだ。

  豊富というのは内容が深い、という意味ではなく、いろんな社が小出しに無料でネット読者に提供する情報を寄せ集めると相当な量になることはキタも認めざるを得ない。

 A重要な問題を見逃している。信用の失墜である。速報追求と競争のあまり、新聞社は間違いを重ねている。単なるうわさと、確認された情報をしばしば混同している。混同は自分が見聞きしたことをサイトにアップする「読者兼記者」が登場してからひどくなった。彼らの「情報が」誤報の危険を高めた。だれもがジャーナリストになれるなら、専門のジャーナリストは要らない。読者は当然の権利として質の高い、信用のおける情報を求めている。この要求にどう答えるか。これは、市民や民主主義にとりもっとも重要な賭けだ。

  Aの文章を読んで、思い当たる節があります。どこの新聞社にも、記事、紙面について、読者から意見や感想、苦情を電話やメールで承る窓口があります。北海道新聞の場合、「読者センター」と名付けています。そこに寄せられた内容は関係部門に通知されています。

 そこには記事に対するおほめの言葉もありますが、苦情、批判のほうが多い。キタの感じ方は、単なる罵詈雑言より、特定分野についての見識と知識をもった人からの建設的な批判、苦情が以前より増したように思えます。傾聴に値する苦情も。

 その傾向の理由のひとつは新聞を絶対視せず、距離を取って批判的に読む、いわゆる「メディア・リテラシー」が発達したから。もうひとつは、「紙のメディア」の価値を認め、重要な情報源としての期待が高いがゆえに、不満足な紙面と感じた時の批判が厳しいのではないか。期待が大きいから失望感も大きい。

  キタは、新聞が生き延びる道は、テレビやネットを凌駕するコンテンツ(ニュースだけではない)を発信し続けることにしかないと思います。「電子新聞」などのニューメディア部門の開発への投資は避けて通れないが、「紙メディア」はまだまだ存在理由は失っていない。滅びないし、滅ぼされてたまるか、と思います。

   




   

  

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
紙か電子化が問題なのではなく個々の新聞社が問題なんでしょ。

それをずうずうしくも紙だジャーナリズムだって肥大化した妄想に相対化してるようだからダメなんですよ。

役員会で自分らの商品を自画自賛するくらいならネットで自社の商品の評判を見るべき。そこからしてベクトルが内向きなんですよ。

つーか下っ端社員も勤務時間にそんなもん読むな。家で金払って読めって思ってますよ
牛蒡制
2010/07/12 02:44
牛蒡制さん。ご意見承りました。ありがとうございました。
キタ
2010/07/12 07:41

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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