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zoom RSS 新聞が日本語を汚染するのはやり切れません。

<<   作成日時 : 2008/12/13 17:00   >>

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 昨日に続いて、新聞の気になる言葉づかいを。今朝のスポーツ面に「圧巻の全員フルスイング」という見出しがありました。本記を読んでみると、「全員がフルスイングする姿は圧巻の迫力」とありました。ここから取ったんですね。
カシオ君によると、昔、中国で官吏登用試験の答案を「巻」といい、答案の中で成績最優秀の答案を一番上に置いたことから、全体の中で一番すぐれた部分を指す言葉になった。「この作品が出品中の圧巻だ」などと使う。かならず「なになにの中で圧巻」でなければなりません。

  この記事の場合、記者が鵡川高校の練習をはじめからしまいまでつぶさに見て、打撃練習のシーンが圧巻だった、というのなら、「圧巻」の使い方はgoodだったのですが。単に「すごい!」を強調する言葉として使うのは不可でしょう。「全員が圧巻」では圧巻になりません。「best of all」、頂点、ハイライト」を表現する時に使いたい。「圧巻の12奪三振」「圧巻の完封」などと一連の流れを総合して評価する時に使うのは不適切でしょうね。

  キタの経験則では誤用や不適切表現の宝庫はスポーツ面またはスポーツ新聞ではないかと、疑っています。スポーツ面は表現に生きの良さを求めるあまり、無理な「新語」や「新文法」を編み出してしまいます。誤用、悪用はスポーツ面から社会面などに感染して「慣用」化」します。

 新聞社で禄を食んできた身として、新聞がこれ以上日本語の乱れの温床になるのは困る。「新聞が日本語を汚染するスピードは圧巻の迫力」などとは書きたくないです。現役記者諸君、君たちの責任は重いよ。

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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