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zoom RSS 人との出会い、別れが交錯した一日に疲労困ぱい

<<   作成日時 : 2008/11/07 03:02   >>

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  昨日は年長の畏友馬場昭さんの葬儀で旭川に行き、午後帰札後、キタの勤める会社の尊敬する先輩のお通夜に出席。お二人の引合せと思える多くの人たちに久しぶりに出会い、終日感情が高ぶりました。このため、午後8時前、帰宅したときには心身とも疲労困ぱい。さらに、日本シリーズでアンチ巨人の神経を逆なでするゲイム展開にまた疲労。巨4−西2の段階でチャンネルを変えて、ちょっとケーブルテレビの劇映画を見たあと、10時前にはgo to bed。おかげで夜中の3時前に目が覚めてしまいました。

 馬場昭さんはキタより一まわり上の子年。11月3日文化の日の朝、起きてこないので家人が寝室に見に行くと亡くなっておられた。夜具の乱れもないことから、大きな苦しみもなく息を引き取ったと推察されます。心筋梗塞でした。前夜も楽しく晩酌したといいます。
 
馬場さんは旭川で一番有名な居酒屋「大舟(おおふね)」の創業主。経営は二人の息子に託しているが、肩書は今も代表取締役社長。この居酒屋、そん所そこらの居酒屋とは訳が違う。店内にはここを訪れた日本中の政財界人、文筆家、芸術家、芸能人のスナップ写真が張り巡らされています。これはたまたま訪れた有名人におねだりして撮らせてもらった写真ではなく、それぞれ昭さんと実のある交友関係があっての結果なのです。

 つまり、昭さんと最も親しい五十嵐広三さん(元内閣官房長官)、作家の故三浦綾子さんらを軸に親交の輪が広がり、村山富市内閣のとき、所望されて、北の山海の珍味を持参。 総理官邸の厨房で料理の腕を振るったことも。その縁で村山さんからの弔電も披露されていました。

 キタは新聞社の報道部長、支社長で2度旭川に勤務していたとき、深いおつきあいをさせていただき、札幌に帰ってからも、時折葉書をもらったり、旭川の珍味を送っていただいたり。キタだけに特別目をかけていただいていると錯覚しそうですが、葬儀の弔文朗読で、多くの人たちが、何十年にもわたって、結婚記念日や肉親の命日にに心配りの手紙をもらい続けていることもわかりました。人づきあいの質・量が並はずれているのです。

 馬場さんは現職の北海道文化財保護委員会副会長です。旭川のアイヌ民族の人たちとも親交深く、常日頃から「この民族の文化をもっともっと尊重しなければいけない」と言っておられました。経営の一線を退いてからは多くの人たちとの交際いそがしく、自宅では晩酌と新聞の切り抜き、スクラップ帳づくりを日課にしておられました。

 馬場さんには上記の肩書以外に公職はないのでしょうが、総合していうと、北海道でも一級の文化人であり、旭川で一番有名な居酒屋の看板店主として、全国の観光客に知られている北海道の観光大使でもあります。

 こうした著名人の逝去に際し、新聞は死亡記事を掲載することになっていますが、馬場さんの記事を地方版に掲載するか、全道版にするか旭川報道部と本社編集局との間で異論があり、結局、内規に照らし配布エリアが狭い地方版になりました。肩書きが立派かどうかでなく、その人の死がどの範囲でどれほどの意味をもつかで判断すれば、馬場さんを知る人の広さと深さを考えれば全道版になるのは明らかです。私の勤務する新聞社が今のままの目線では限界がある。もっと目線を下げて、読者に親しまれる紙面にするには、柔軟に熟考しなければいかん、と編集局OBは思うのです。内規を金科玉条にしてよかれというのは思考停止につながらないか。

 出棺の際、キタは親族にまぎれて、ひつぎに近づき、お花を胸に置き、ほほをなでさせてもらうと馬場さんの温かい人柄とのふれあいが思い出され、涙がでました。馬場さんのカラオケの愛唱歌はなぜか、大阪弁のセリフのある志賀勝の歌(題名は忘れました)でした。

  北海道一級文化人馬場昭、文化の日に凱旋す 享年七十二


 札幌のお通夜は、編集局、制作局、経営企画室で活躍し、取締役情報技術局長で引退した三上正光さん。享年六十八。キタが入社4、5年生のころ、編集局整理部の先輩整理マン(見出しをつけ、紙面をレイアウトする内勤記者)でした。今も裁判が続く道庁爆破が発生したとき、二人で夕刊社会面を担当して、慌てふためくキタを指導して沈着冷静(に見えました)な紙面づくりをされたのを今でも忘れられません。人柄が温厚でした。

 二つの葬儀にはキタがお世話になった人たちや新聞人として指導を受けた大先輩もたくさん列席されていました。その方々と目礼したり言葉を交わす時いろんな思い出が去来しました。

 翌日、つまりきょう7日にはキタがかかわるNPO法人「キタの映像ミュージアム」推進協議会主催の映画上映会が狸小路の東宝プラザであります。キタは舞台での進行役を担当していて、あらかじめそのナレーションを考えなければならなかったのですが。

 朝7時40分札幌発旭川行きJR特急に乗ることから始まった一日の密度が濃すぎてぐったり疲れてしまい、このブログを書いたあと、作業に取り掛かります。



 



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コメント(2件)

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突然失礼します。Y紙のKです。札幌離任当日、千歳空港で亜璃西・和田さんから電話をいただきました。
大舟の馬場さん。あさひかわ新聞11日号(どこに移っても遠隔地購読しています)を読んだ連れ合いが、「馬場さんが亡くなった」と。
再生・小熊秀雄賞の授賞式、懇親会でご一緒したのがお別れになってしまいました。
「柳川食べに行こう」。支局に電話をもらい、焼き鳥横丁「よしや」で語らい、買物公園の「自由軒」にハシゴ。なによりも、大舟のカウンターで、馬場さんと隣りあわせで飲むのが楽しみでした。
狛江のK
2008/11/13 11:39
 Kさんお久しぶりです。東京生活はいかがですか。
 馬場さんはいまも、もう会えないところに行ってしまったとは思えませんね。どこからかひょっことでてきそうな。
キタさん
2008/11/13 12:56

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Kita, WHO?

1948年大阪生まれ。元北海道新聞記者。11年3月から13年3月まで、JICAシニアボランティアとしてモンゴル国立農大(ХААИС)ダルハン校でエコツーリズムと基礎日本語を教えた。趣味は渓流釣り、映画、クラシック音楽鑑賞、漢字書道。書号は景泉 にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ
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